1500万貯めようと思ったのは

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私は、50歳主婦で社会人と大学生の子供がいます。教育費の終わりが見えてきたとき、私は定年まで働くつもりか?いつまで働けばいいのか?理想の生活って何だろう?と考えました。

 30代の子育てで忙しかった時は、子供が巣立ったらやりたいことができる!と今は少し我慢だと思っていたけど、50才になってみると現実は少し違いました。お金の余裕はできても時間がない。気力と体力が衰えてきて、充実した休日を過ごしたかったはずなのに休息だけでおわる。そのバランスを見直さないと、ただ時間だけが過ぎていくと焦りました。

考えた末に、私にとってちょうどいい「時間と体力とお金のバランス」が1500万だったのです。長くなりますが、50歳からのロードマップをお話しします。お時間をいただければ幸いです。

定年後じゃ遅い!早く仕事をやめなければ!

私が仕事を辞めようと思った理由は、いくつかあります。

  • 1つめは、自由な時間を確保したいからです。会社員として働いてると、自分の好きな時に休むことが難しく、遠方に住んでいるため友人と会おうと思ってもハードルが高く、疎遠になりがちです。
  • 2つめは、かつて熱心に参加していたソーイングボランティアに再び関わりたいという気持ちがあります。洋裁が趣味で、専業主婦時代は委託販売をして材料費を賄いつつ楽しんでいました。
  • 3つめは、年齢とともに体力が衰えてきたことです。昔はディズニーランドに年パスを買って入り浸りたいと夢見ていましたが、今ではその体力や気力がなくなり、ディズニーランドに行くこと自体に魅力を失っています。(年パス制度のなくなっちゃいましたね)また、80歳の母はいまでも元気で旅行を楽しんでいますが、私は80歳どころか、60歳でも気力があるか自信がありません。定年後に時間ができても、気力と体力がなくて、ぜんぜん楽しめないかも!今、楽しまないと!と焦りました。
  • 4つめは、人とのつながりを楽しみたいと思うようになったからです。もともと友達は少なくひとりの時間が好きな方ですが、オンラインで知り合った人と話すうちに、どんどん楽しくなってきました。オンラインでも、回数を重ねるたびにお互いの事を少しずつわかってきて会話も弾みますから、リアルの友達も増やしたい!そしたらもっと楽しくなる!

この歳になったからこそ、人とのつながりの楽しさに気づけてうれしいです。

辞める為に必要な金額を把握をする

では、いつ辞めるのかを決める上で重要な基準はお金です。今後いくらあれば足りるのかをシュミレーションしました。30年ちかく家計簿をつけていますので、今の生活費の把握は簡単なはずが、変動する可能性が多い費目があり(食費、自動車費、交際費、旅行費、夫のお小遣いなど)数字は出ているけど、うーーーん、未来の事はわからない!というのが正直な実感です。

だって、私ひとりの生活じゃないから。

夫の考えや希望も尊重したい。たとえば、子供たちが結婚する時にお金をだしたいかもしれないですし、家を建てる時に援助したいと思うかもしれないですし。などと考えていたらまったく見通しが立たないので、生活費は夫の給料の範囲で、と決めました。

自分だけの為に使うお金=おこづかいは自分の働いた分から捻出したい。

そのための必要な貯金額は私だけに使うお金から予算を見積もることにしました。衣服・美容・旅行・趣味など、家計簿の中から私だけのために使っているお金を計算しましたが、ここでも問題が。

  • ごはん支度がめんどくさい時の外食費は私だけに使うお金?
  • ほぼ私が食べるスイーツを買うお金は?
  • 安いシャンプーは生活費で高いシャンプーは自分?

はい、ぜんぜん予算が見えません。どうやって仕分けるか、自分に甘くなっちゃうんですよね~    というわけで、ざっくり月10万の予算にしました。

10万あれば、旅行に行くお金もおみやげ代も食事代も出したり、衣服費も、美容院代も。家計簿を細かくつけている割には最終的にざっくり10万!なんとテキトーな(笑)

月10万のお小遣いってわくわくしませんか?自由に使えるお金が月に10万。楽しみすぎます。月10万と決めたのであとはいくら貯金すれば足りるのかたくさんシュミレーションをしてたどり着いた結論が1500万です。

長くなりましたので、1500万をどのように取り崩していくのかは次回に続きます。

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